0.4.3 はプレイに影響する戦闘の問題と、Android で起動しない問題、HD 画像でランダムに固まる問題を修正し、大画面・Windows・翻訳のレイアウトを改善したバージョンです。HD パックは変わらず HD 1.0 のままなので、導入済みの方は再ダウンロード不要です。
更新内容
- HD 画像を有効にしているときにランダムに固まる問題を修正しました。 0.3.1 以降のすべてのプラットフォームで、HD 画像を有効にしているとまれにある画面で止まったままになり(音も止まることがあります)、Esc でも閉じられませんでした。複数の HD マップを通るオープニングの後に起きやすい問題でした。描画スレッドが期限切れの HD マップを解放する際に、自分がすでに持っているロックを取ろうとして止まっていました。不具合レポートを送ってくださった皆さん、ありがとうございました。レポートの情報から原因を特定できました。
- 戦闘:戦闘前確認画面で使った精神コマンドが反映されるようになりました。 原作は確認画面の前に、命中判定を含めて戦闘を確定させています。これまで当移植の戦闘前画面で精神コマンドを使っても表示の命中率が更新されるだけで、必中は 100% と表示されながら戦闘は使用前の判定どおりに進み、熱血・魂・気合・鉄壁・根性・ド根性・幸運・努力もその戦闘には反映されていませんでした。使用後に原作自身の手順で戦闘を確定し直し、選んだ応戦方法と反撃武器はそのまま残します。
- Android:一部の端末で起動直後に終了する問題を修正しました。 ドライバーの古い Mali 端末(Samsung Galaxy A15・A35 など)で「互換性のあるグラフィックデバイスが見つからない」と表示されて終了していました。デバッグ用にしか使わない Vulkan 拡張を必須にしていたためで、これを任意にし、Galaxy A15・A35・Pixel 7 の実機で起動を確認しています。あわせてデバッグ用のアサートを外し、パッケージが少し小さくなりました。
- Android:Snapdragon 865/870/888 端末のクラッシュと描画の欠けを修正しました。 Adreno 650(Snapdragon 865/870、POCO F3・Galaxy Tab S7 など)は描画開始から約 1 秒でクラッシュし、Adreno 660(Snapdragon 888、Galaxy S21 Ultra など)はドライバーが一部のシェーダーをビルドできず起動直後にクラッシュしていました。いずれも修正し、実機で確認しています。また Android で新しいマテリアルが最初の数フレームほぼ透明になる問題も修正しました。Adreno 660 では戦闘背景や HP/EN の枠が表示されず、ユニットに残像が出ていました。
- Android:ゲームが止まったとき、各スレッドの位置をログに記録するようになりました。 「オプション → 報告」で不具合レポートを書き出していただければ、どこで止まったかを特定できます。
- Android:タッチボタンを固定の全セットに戻しました。 画面ごとに変わるボタンでは一部の画面でボタンが足りなかったため、当面はどの画面でも左側のスティック、決定、戻る、L1/R1、L2/R2、設定、START をすべて表示します(ボタン名はゲームの言語)。PRESS START 画面では L2/R2 の位置が「図鑑」「戦闘ビューア」になります。
- 改造を複数段まとめて行えるようになりました。 5 項目の能力改造画面では ←→ で項目ごとの段数を計画し(複数項目を同時に計画可)、A と「はい」で一括して支払います。武器改造の確認画面では ←→ で上げる段数を選べます。価格・上限・連動・フル改造ボーナスは原作どおりに処理され、確認ウィンドウに合計額を表示し、資金が足りないときは赤で表示します。
- 原作画面の翻訳がウィンドウからはみ出さなくなりました。 ユニットのコマンドメニューとインターミッションのメニューをすべての言語で広げ、訳語は同じ列でいちばん長い原文の幅に合わせ、原作で同じ行に続く文は一文としてレイアウトします。英語は文字を縮める前に横幅を詰めます。
- 大画面ではウィンドウに合わせて UI が大きくなります。 これまで 1080p や 4K の画面では、戦闘前確認画面・設定ウィンドウ・戦闘ビューアが Steam Deck の半分から 4 分の 1 の大きさで中央や隅に寄っていました。「UI サイズ」(標準・大・特大)はウィンドウの高さを基準にレイアウトするようになり、Steam Deck では変わりません。
- Windows:スケーリングされた画面でもくっきり表示されます。 150%・200% にスケーリングした画面では Windows がウィンドウ全体を引き伸ばしてぼやけていましたが、画面本来のピクセルで描画するようになりました。
- Windows:プログラムにアイコンが付き、ウィンドウにメニューバーがあります(設定、台詞の再読み込み、アップデート確認、表示オプション)。全画面ではメニューバーが隠れて画面いっぱいに表示され、マウスを画面上端に動かすと現れます。macOS アプリのアイコンも新しくなりました。
- 戦闘:能力のバナー(クリティカル、シールド防御、分身、各種バリア)の黒い下地をなくし、後ろの戦闘画面が透けて見えるようにしました。バナー横の数字(クリティカル 3000 など)は HD で描画します。
- 再起動まわりを改善しました。 終了直後にもう一度起動すると、前のプロセスの終了を待ちます。別のゲームがまだ開いているときはゲームの言語で知らせ、それを終了して起動するか(未セーブの進行は失われます)、キャンセルするかを選べます。
- Windows:UI の内部チェックでダイアログが出てゲームが止まることがなくなりました。
- メニューバーの「設定…」が、図鑑・戦闘ビューア・MOD 画面からも設定を開くようになりました。
- 英語 UI:「Counterattack Settings」「Weapon Stats」を短くし、枠からはみ出さないようにしました。
ゲームがある画面で止まってしまう場合、いちばん多い原因はグラフィックドライバーが古いことです。更新方法は FAQ をご覧ください。
問題があれば GitHub Issues にお寄せください。ゲーム内の「オプション → 報告」で環境情報のコピーと不具合レポートの書き出しができます。Android の場合は端末名とプロセッサーもお書きください。
動作確認済みの Android チップ
以下のチップを搭載した実機でゲームが動作することを確認しています(Android 12〜16)。Dimensity 6100+ のようなエントリー向けチップでは約 14 FPS、それ以外はおおむね 30 FPS です。載っていないチップは未確認というだけで、動かないとは限りません。Issues での報告をお待ちしています。
- Qualcomm:Snapdragon 865/870(Adreno 650、Galaxy Tab S7・POCO F3)、888(Adreno 660、Galaxy S21 Ultra)、8 Gen 1(Adreno 730、Galaxy S22・Xiaomi 12)、8 Gen 2(Adreno 740、Xiaomi 13・Galaxy S23)、8 Gen 3(Adreno 750、Galaxy S24 Ultra)、8 Elite(Adreno 830、Galaxy S25)
- MediaTek:Dimensity 7300(Mali-G615、Solana Seeker)、Dimensity 6100+(Mali-G57、Galaxy A15)
- Samsung:Exynos 1380(Mali-G68、Galaxy A35)
- Google:Tensor G2(Mali-G710、Pixel 7)、Tensor G3(Mali-G715、Pixel 8)
Dimensity 8200 の端末をお使いの方は、正常に動作するかどうかぜひ教えてください。
ダウンロード
インストールページまたは GitHub からダウンロードできます。Android 版は上書きインストールでセーブデータが残ります。Windows 版は古いフォルダーに上書き展開してください。これまでの更新は 0.4.2・0.4.1 のリリースノート、機能の一覧は 0.4.0 のリリースノートをご覧ください。